がれき広域処理の必要量4割減 海洋流出でマイナス 

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岩手県山田町の震災がれき置き場。右は静岡県島田市へ運ばれるがれきを積んだトラック=18日

 岩手、宮城両県の震災がれきを被災地以外で処理する「広域処理」の必要量は、当初の推計より約4割減の計247万トンであることが21日、環境省のまとめで分かった。岩手県は想定以上の土砂が含まれていたとして63万トン上乗せし120万トンとなったが、宮城県が海への流出分など227万トンを除いたため127万トンとなり、差し引き164万トンの大幅減となった。

 細野豪志環境相は同日、「広域処理が必要な状況に変わりない」と強調した上で「この廃棄物はこの自治体で、と具体的にマッチングしていく」と述べ、がれきの種類に応じた受け入れ先の選定を急ぐ考えを表明した。