放鳥トキ、週内にも「巣立ち」 38年ぶりに期待 

週内にも「巣立ち」が期待される放鳥トキのひな3羽=17日、新潟県佐渡市(環境省提供)

 新潟県佐渡市で4月下旬に確認された放鳥トキのひな3羽が、早ければ週内にも「巣立ち」を迎える。確認されれば国内の野生では1974年以来38年ぶりとなり、期待が高まっている。ただ、完全に自立するのは約2カ月後で、しばらくは親鳥から餌をもらう“すねかじり”の生活を続ける。

 ひなは生後約40日で親鳥と同じ体長70~75センチ、体重1・5キロに成長して巣立つ。一般的に巣立ちは空に飛び立つイメージだが、環境省は飼育下と同様に「自発的に巣を出ること」と定義。木の上の巣から外の枝に飛び移ることを想定している。

 数日後には飛べるようになり、親鳥と一緒に行動。餌をもらいながら自力で餌を取ることを覚える。


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