潜水艇でウナギを探せ 謎の多い産卵シーン観察に挑戦  

ウナギの生態を探るため、グアム島周辺の太平洋で深海調査を行うことが決まった有人潜水調査船「しんかい6500」=4月、駿河湾

 謎の多いウナギの生態を探るため、海洋研究開発機構と東京大学などは今年7月、産卵場所とされるグアム島周辺の太平洋で有人潜水調査船「しんかい6500」を使った深海調査を行うことを決めた。関係者が17日、明らかにした。

 これまで観察されたことがない産卵直前や産卵時の行動を直接とらえ、絶滅の懸念もあるウナギの資源保護に向けた研究につなげるのが狙い。

 ウナギの生態に詳しい東大大気海洋研究所の塚本勝巳教授は「これまでの調査でウナギの産卵海域はかなり絞られてきており、多数のウナギが深海に集まって産卵する行動が見られるかもしれない」と期待を寄せている。


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