翼広げて歩くトキのひな 新潟・佐渡、1組目の巣 

力強く羽ばたく放鳥トキのひな=16日、新潟県佐渡市(環境省提供)

 環境省は16日、新潟県佐渡市で国内の野生では36年ぶりに確認された放鳥トキのひな3羽が、巣の中で翼を広げ、羽ばたくようなしぐさをしながら歩いている様子を確認したと発表した。

 同省によると、生後4、5週間で順調に成長。早ければ来週にも自発的に巣から出る「巣立ち」を迎える。飛べるようになるのは数日後で、完全に自立するのは、さらに約2カ月後の見通し。

 15~16日に撮影した映像では、直径60~70センチの巣の上をふらつきながら歩いていた。

 環境省の川瀬翼自然保護官は「今にも巣の外に出そうだが、その一歩が難しい。期待しながら見守っていく」と話した。


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