聟島のアホウドリ1羽、巣立つ 鳥島から移送のひな 

巣立ちに備えるアホウドリのひな=8日、小笠原諸島・聟島(山階鳥類研究所提供)

 国の特別天然記念物アホウドリの新たな繁殖地をつくるため、2月に伊豆諸島の鳥島から小笠原諸島の聟島に移送したひなのうち1羽が15日、巣立った。聟島で飼育している山階鳥類研究所(千葉県)の職員が同日確認した。

 巣立ったひなは今後、北太平洋のベーリング海やアリューシャン列島へ渡るとみられる。

 同研究所などは2月に鳥島から15羽を移送。人工飼育中だったが、うち1羽は3月に死んでいるのが確認された。

 アホウドリが生息する鳥島は活火山で、噴火の恐れがあることから、同研究所などが2008年から5年計画で移送を開始。昨年までに55羽を移送している。


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