173人が10億円の賠償求める 東電に集団申し立てへ 

東電への損害賠償をめぐり記者会見する住民代表の小松恒俊さん=12日正午ごろ、福島県南相馬市

 東京電力福島第1原発事故で、福島県南相馬市原町区の住民62世帯173人が12日、東電に損害賠償約10億円を求め、政府の原子力損害賠償紛争解決センターに和解の仲介を14日に申し立てると発表した。

 62世帯は福島第1原発から20~30キロに位置し、旧緊急時避難準備区域。

 南相馬市で弁護団と記者会見した住民代表の小松恒俊さん(68)は「3・11以前の状態に戻してほしい。元の生活に戻れるまで東電は賠償を続けるべきだ」と訴えた。

 弁護団によると、請求額は慰謝料や避難費用、食費などを含め1人当たり約450万~約1千万円。


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