尼崎脱線事故、立証方針を説明 指定弁護士が意欲 

 尼崎JR脱線事故の負傷者らでつくる「JR福知山線事故・負傷者と家族等の会」の定例会合に6日、JR西日本の歴代3社長を強制起訴した指定弁護士が出席し、負傷者ら12人に立証方針を説明した。

 3社長の初公判は7月6日に神戸地裁で開かれる。指定弁護士は「無罪が確定したJR西の山崎正夫元社長の公判とほぼ同じになる」と説明し、「経営体質にも触れ、事故の真相解明につなげたい」と立証に意欲を示した。

 参加者からは個人の刑事責任を問うことへの限界などについて質問が相次いだという。

 指定弁護士は定例会合後、記者団に「事故の風化防止や真相究明を求める被害者の意志をあらためて感じた」と話した。


  • LINEで送る