放鳥トキのひな、羽が発達 順調なら5月下旬ごろ巣立ち 

「羽軸」(点線内)が発達した放鳥トキのひな=4月30日、新潟県佐渡市(環境省提供)

 環境省は1日、新潟県佐渡市で生まれた放鳥トキのひな3羽のうち1羽に、羽の基礎となる「羽軸」が発達しているのを確認したと発表した。羽が伸び、羽軸に筋肉が付くと飛べるようになり、順調なら5月下旬ごろに巣立ちを迎える。

 同省によると、4月30日にひな3羽がいる巣を撮影した映像で判明した。巣立ちする段階には、羽を広げると親鳥と同じ約1・4メートルになる。今回の映像では、他の2羽について羽の発達状況は確認できなかったため、今後も観察を続ける。

 同省の長田啓首席自然保護官は「羽毛だけだったひなに羽軸が発達したのは、順調に育っている証拠」と声を弾ませた。


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