佐渡の放鳥トキ“一進一退” 再抱卵と巣放棄 

再び抱卵を始めたトキ=30日午前、新潟県佐渡市(環境省提供)

 環境省は30日、新潟県佐渡市で巣を放棄した3歳同士の放鳥トキのつがいが、卵を温める「抱卵」を再び始め、別の1組が巣を放棄したと発表した。同市内では、つがい1組の巣でひなを確認し、計8組が抱卵を継続中。

 同省によると、土地所有者から連絡を受けた同省職員が、木の高さ十数メートルにつくった巣で座り込んでいるのを観察した。3月25日には巣の放棄が判明していた。

 巣を放棄したのは4歳雄と2歳雌。4月20日に営巣と抱卵を確認したが、同30日にはそろって巣を空けており、抱卵を中止したと判断した。ほかのつがいが近くで抱卵中のため、放棄した巣の状況は調べていない。


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