稚魚放流64%まで回復 サケ漁復活向け東北3県  

 東日本大震災で三陸地方名産のサケの漁獲高が激減する中、岩手、宮城、福島の3県で、2012年に川に放されるサケの稚魚数が計約3億4790万匹と、震災前の64%まで回復する見込みであることが30日、3県への取材で分かった。

 3県では津波で計58カ所のふ化場のうち35カ所が使用不能になったが、岩手、宮城両県で復旧が進んだことが理由。福島県では東京電力福島第1原発事故の影響でふ化場の半数が閉鎖されたままで、放流数も震災前の20%にとどまっている。

 放流稚魚数は将来の漁獲高を大きく左右することから三陸地方のサケ漁復活に向けて大きな一歩となりそうだ。


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