元上場会社が山林を過大評価か 大阪、水増し増資容疑で捜索  

現物出資に使われた和歌山県白浜町の山林

 元ジャスダック上場の不動産会社「セイクレスト」(大阪市中央区、破産手続き中)が増資した際、現物出資を受けた和歌山県白浜町の山林の評価額を不当に高くした疑いが強まり、大阪府警捜査2課と証券取引等監視委員会は18日、金融商品取引法違反(偽計)容疑で元役員や評価に関わった不動産鑑定士の自宅などを家宅捜索した。

 現物出資は金銭以外の財産で資本を増強する手法で、主に新興市場で利用されるが、中でも不動産による出資は不正の入り込む余地があるとして、監視委が警戒を強めていた。


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