南相馬の避難区域を1年ぶり解除 「帰還困難」などに再編 

 政府は16日午前0時、東京電力福島第1原発事故で、福島県南相馬市の一部に設定した立ち入り禁止の警戒区域と年間の積算線量が20ミリシーベルトに達する恐れのある計画的避難区域を、約1年ぶりに解除し、住民の自由な往来が可能な避難指示解除準備区域と居住制限区域、長期間戻れない帰還困難区域の三つに再編した。

 警戒区域と計画的避難区域が設定された福島県11市町村のうち、解除は田村市、川内村に続き3例目。1万人以上の住民が対象の大規模な再編で、困難区域の設定は初めて。警戒区域内は立ち入り禁止だったため、インフラ復旧や除染が進んでおらず住民帰還には時間がかかりそうだ。


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