アフリカウナギの国内流通を確認 不漁で稚魚を輸入 

  • LINEで送る

ニホンウナギの稚魚。外来のウナギとは区別が困難という(愛知県水産試験場提供)

 今年2月、日本のウナギ(ニホンウナギ)とは別種のマダガスカル産などの稚魚(シラスウナギ)が輸入されていたことが財務省の貿易統計で10日、明らかになった。アフリカ産ウナギの輸入が統計上、確認されたのは初めて。ニホンウナギの稚魚が3年連続の極度の不漁であることを背景に、別種のウナギの稚魚が国内に出回っている可能性が高い。

 専門家は「外来種の導入が拡大すると、日本のウナギの生息域を圧迫するなど悪影響を与える懸念がある」と警告している。

 統計によると2月、アフリカのマダガスカルから30キロ、フィリピンから50キロのシラスウナギが輸入されていた。