原子力空母の放射性廃棄物、米へ 横須賀配備 

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米海軍横須賀基地の原子力空母ジョージ・ワシントン(右)からクレーンで搬出される、放射性廃棄物を収納したコンテナ(中央)=10日午前、神奈川県横須賀市

 在日米海軍は10日午前、横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備している原子力空母ジョージ・ワシントンから出た低レベル放射性廃棄物を、輸送船に積み替える作業を始めた。米国に運び、最終処理する。

 米海軍と横須賀市によると、廃棄物は原子炉周辺の整備に使われた布や手袋などで、コンテナに収納。米国人作業員がコンテナをクレーンで輸送船に移し替える作業を進め、同日中に終える予定。

 原子力空母配備に反対していた市民団体の共同代表、呉東正彦弁護士らは「放射性廃棄物の搬出を禁じた日米間の合意に違反している」などと主張。市を通じて中止を求めていた。