日本一優雅なよろい再び 春日大社、修理終え展示 

修理が終わり報道陣に公開された、日本一優雅なよろいと評される国宝「赤糸威大鎧(梅鶯飾)」=30日午後、奈良市の春日大社

 春日大社(奈良市)は30日、日本一優雅なよろいと評される国宝「赤糸威大鎧(梅鶯飾)」の修理が終わり、4月1日から展示するのを前に報道陣に公開した。

 赤糸威大鎧は鎌倉時代後期(13世紀後半)の作品で高さ144センチ、重さ約26キロ。梅の木にウグイスやチョウが舞う装飾金物など、繊細な意匠がほどこされた最高傑作のひとつ。全体にゆがみが生じたほか、ほこりをかぶるなどして劣化が進んでいた。

 春日大社は傷みが限界に達していると判断。甲冑修理の国選定技術保持者である小沢正実さんに依頼し、2011年5月から東京国立博物館で修理を始めた。


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