防衛局がジュゴン確認、昨年5月 普天間移設で生息影響も 

環境省のレッドリストで最も絶滅のおそれがある種に分類されたジュゴン=2005年7月、沖縄本島北西部沿岸(環境省提供)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設予定地に隣接する海域で、沖縄防衛局が昨年5月に絶滅危惧種のジュゴンが泳ぐのを確認したほか、さまざまな場所に現れる可能性を示し「今後の行動範囲を注視する必要がある」とする調査報告書を作成していたことが24日、共同通信の情報公開請求で分かった。

 移設に向け防衛局が沖縄県に提出した環境影響評価(アセスメント)評価書は、ジュゴンの生息域を限定的に捉え、影響は「ほとんどない」としていたが、あらためて懸念が示された形だ。

 調査はアセスの対象期間(2007年度~10年度)より後で、評価書には反映されていない。


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