夫婦殺害の男に無期懲役判決 鹿児島地裁、自白調書信用せず 

 鹿児島県指宿市で入居していたアパートの高齢者夫婦を殺害したとして、強盗殺人罪などに問われ、死刑を求刑された無職川下誠被告(45)の裁判員裁判の判決で、鹿児島地裁は19日、殺人罪と窃盗罪を適用し、無期懲役を言い渡した。

 判決理由で中牟田博章裁判長は、川下被告が強盗目的を認めた自白調書を「内容に見過ごせない不合理な点があり、信用できない」と指摘、強盗殺人罪を適用しなかった。

 その上で「突発的な犯行で、死刑がやむを得ないとするのは、ためらわれる」と述べた。


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