振興銀の木村元会長有罪 検査妨害事件 

 2010年に経営破綻した日本振興銀行の検査妨害事件で、銀行法違反(検査忌避)の罪に問われた元会長木村剛被告(49)に、東京地裁(登石郁朗裁判長)は16日、「積極的、主導的に犯行に関与しており、責任は他の共犯者と比べて明らかに重い」として懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。

 判決によると、木村被告は元役員らと共謀し09年6月~10年3月の金融庁の検査に際し、サーバー内に保管されていたメール計723通を削除。検査官に人的ミスとうそを言って検査を妨害した。

 木村被告は「メール削除の具体的な指示はしていない」と関与の程度を争っていた。


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