班目氏「事故防げず、おわび」 重ねて退任の意向 

 東京電力福島第1原発事故の発生から1年が経過したことを受け、原子力安全委員会の班目春樹委員長は12日の会合で「事故を未然に防止できなかったことを国民におわびする」と謝罪した。

 地震や津波に関する原発の耐震指針は06年に全面改定されたが、既存原発が指針に適合するかの再確認(バックチェック)が進んでおらず「痛恨の極み」と述べた。原子炉内の様子などがまだ分からず「安全委として事故の総括ができない」と話した。

 会合後の会見で「精神的に限界。どこかで区切りをつけたい」と述べ、原子力規制庁の発足が4月1日以降に遅れる場合でも、3月末に退任する意向をあらためて表明。


  • LINEで送る