らせん星雲は噴出ジェットの残骸 銀河系ブラックホール 

ブラックホールから出たジェットの残骸と分かった「二重らせん星雲」(NASA提供)

 銀河系の中心部近くにある「二重らせん星雲」は、巨大ブラックホールから噴出したジェットの残骸であることを、福井康雄名古屋大教授らのチームが突き止めた。19日から京都で開かれる日本天文学会で発表する。

 太陽系も属する銀河系には、中心部に質量が太陽の約400万倍のブラックホールがあるが、ジェットの跡が観測されたのは初めて。福井教授は「銀河系中心部に非常に活発な時期があったことを示す重要な成果」としている。

 チームは、南米チリの高地にある電波望遠鏡で、星雲が含む一酸化炭素などの分子ガスが、細長く柱状に分布して、ブラックホール付近まで伸びていることを発見した。


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