人為ミスで原発事故拡大 福島1年、IAEA天野氏 

10日、ウィーンのIAEA本部で単独会見に応じる天野之弥事務局長(共同)

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は10日、東京電力福島第1原発事故から1年を前に共同通信と単独会見し、事故拡大の背景に経済産業省原子力安全・保安院の東京電力に対する監督不足など「数々の人為的ミスがあった」と強調した。

 また、福島事故で世界の人々が原子力発電に「不安を感じたのは間違いない」と述べ、日本での新たな原発建設の可能性についても「国内世論が受け入れるような雰囲気にはないと感じている」と話した。

 IAEAは原子力の平和利用促進を設立目的としており、事務局長として踏み込んだ発言。


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