もんじゅ、設計に不具合 装置落下の原因報告 

 日本原子力研究開発機構は9日、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で2010年8月、燃料交換に使う装置が原子炉容器内に落下した事故について、装置をつり上げる器具の設計上の不具合などが原因だったとの報告書をまとめ、経済産業省原子力安全・保安院に提出した。引き上げなどこれまでの復旧作業に約21億円を費やしたとしている。

 機構によると、つり上げ器具のツメ部分を開閉する押し棒がねじの緩みで回転し、ツメが十分に開かなかったことが原因。器具を移動させる際の振動でねじが緩む設計上の不具合で、機構は回転しないようねじを押し棒と一体構造にするなどの対策を取る。


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