“マイヘル”で感染対策 共有禁止、全員分新調 専大松戸

個人専用のヘルメットで練習する専大松戸。英字で名前も入れられている=12日、専大松戸高野球場
個人専用のヘルメットで練習する専大松戸。英字で名前も入れられている=12日、専大松戸高野球場

 第93回選抜高校野球大会(19日から13日間・甲子園)に出場する専大松戸は新型コロナウイルスの感染防止策を講じながら開幕に向けて準備を進めている。手洗いうがい、部室の換気など基本的な衛生管理に加え、昨年から練習用ヘルメットの使い回しを禁止した。全31人分を新調し、選手からも歓迎の声が上がっている。

 昨年6月上旬、休止中だった部活動が再開されるタイミングでいち早く導入した。練習用のヘルメットは選手同士で共有し、前の打者の汗が染みついたものをそのまま後ろの打者が使用していた。衛生的に良くないと判断した小林一也コーチが「選手を感染症から守り、保護者も安心して部活動に送り出せる環境にしよう」と発案した。

 新しいヘルメットはアルファベットの名前入り。選手たちは「気持ち良く使える」「愛着が湧く」と上々の反応だ。

 選手寮がなく、部員の大半が電車で通学する。東京都江戸川区から約1時間かけて通うエースの深沢鳳介投手は電車内のつり革や柱を極力つかまないことにしているという。「接触を防げるだけじゃなくて、体幹強化にもつながる」と笑う。

 ナインは学年末テストも終え、いよいよ調整の最終局面。さまざまな困難を乗り越えながら本番に向かっている。


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