2020夏季千葉県高等学校野球大会
新型コロナウイルス情報

対外試合7月中旬解禁 声受け前倒しへ、時間も延長 千葉県立校の部活動

部活動が再開しランニングする検見川高の野球部員=15日午後、千葉市美浜区
部活動が再開しランニングする検見川高の野球部員=15日午後、千葉市美浜区

 千葉県教委が新型コロナウイルス対策で県立学校に通知している部活動の制限を緩和する方針であることが25日、関係者への取材で分かった。15日の部活再開後も「7月末まで禁止」とされていた対外試合や合同練習を7月中旬に解禁する見込み。その前段として、現状「午後4時半まで」となっている活動時間の延長を今月29日にも認める方向だ。千葉県の制限は東京都など他の都道府県と比べて厳しく、県立高校の生徒や保護者から緩和を求める声が出ていた。

 県教委が6月上旬に示した指針では、平日は午後4時半までの活動とし、土日の練習は1日のみ。他校との対外試合、合同練習や合宿、遠征は7月末まで禁止となっている。しかし、夏の甲子園大会の中止を受けて行われる高校野球の県独自大会が、対外試合解禁直後の8月に行われる。いきなりの実戦でけが人や熱中症の球児が増える懸念がある。野球以外の各部活動でも大学受験を控え、受験勉強に専念するために、生徒や保護者からは3年生の引退試合を早めに行いたいという声が上がっていた。

 県教委体育課は、平日の練習時間を制限している理由を、公共交通機関で通学する生徒の感染リスクを下げるためにラッシュ時間帯を避ける必要があると説明。対外試合の解禁時期については、専門家の意見を聞いた結果、4週間ほど体を慣らす必要があるためとしていたが、新型コロナウイルスの新規感染者が減少傾向にあることなどを考慮して方針を転換した。

 担当者は「感染状況は安定しており、早めてほしいという意見が届いている。(前倒しや緩和を)検討しているのは事実」とコメントした。


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