2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

橋本“先生”力走誓う 教育実習で印旛中生と絆 もらった鉢巻きに気合 箱根駅伝出場・順大4年

印旛中生徒からもらった鉢巻きを手にする順大の橋本龍一。「赤色は自分のイメージだそうです」と喜ぶ=印西市
印旛中生徒からもらった鉢巻きを手にする順大の橋本龍一。「赤色は自分のイメージだそうです」と喜ぶ=印西市

 第96回箱根駅伝に出場する順大。11日に印西市のさくらキャンパスで開かれた記者会見に、4年生の橋本龍一は一人だけ赤い鉢巻きを手に臨んだ。教育実習で訪れた同市立印旛中の生徒からもらった宝物で、大量の応援メッセージや似顔絵が記されている。「印旛中のために走りたい」と熱い思いを語った。

 神奈川県の法政二高出身で、自他共に認める“順大の元気印”。報道陣に対してもマシンガントークを展開し、「これ見てください。うれしいですよね」と鉢巻きを手に表情を緩めた。

 6月から4週間、同中3年B組で保健体育の教育実習生となった。順大から7・5キロほどの道のりをスーツ姿で走って通い、生徒や教諭を驚かせた。明るく気さくな性格も後を押し、すぐ人気者に。最終日に生徒から感謝を込めた鉢巻きがサプライズで手渡された。

 「橋本先生頑張って」-。びっしりと並ぶ激励の言葉に目が潤んだ。「今までは結果のためだけに走っていたけど、誰かのために走りたいと初めて思った」。肌身離さず持ち歩き、出雲駅伝は頭に巻き出場。不思議と調子も上向きだ。「大切なお守り。力が湧く気合の鉢巻きです」

 “お調子者”の印象だが、3年連続箱根路を走っている実力者。副主将も務め、秋には1万メートルで28分台の好記録を出した。将来の夢は体育教諭。「生徒との約束を果たすため、最後の箱根で頑張る姿を見せたい」。橋本“先生”の力走と真っ赤な鉢巻きに注目だ。


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