2018年6月25日 05:00 | 有料記事
逆転に延長戦。6試合が1点差だった。後にプロ球界へ進む選手を擁す実力校が乱立する中、2009年の千葉大会を制したのはノーシードの八千代東だ。スポーツ推薦入試もなければ、専用球場を持っているわけでもない。地元の子が集まったいわゆる“普通”の県立校が、激戦区の千葉から夢をかなえた。当時監督で、振り返った片岡祐司の口からは「奇跡」という言葉は一度も出ていない。打倒私学に燃えた選手と闘将の執念が、快進撃を生んだ。
(敬称略)
やつらの多くは2年生から出ている。だけど2008年はエラーしまくって初戦負け ・・・
【残り 2233文字、写真 1 枚】