2020夏季千葉県高等学校野球大会

追い続けた父の野球 第86回(04年)選手権出場 千葉経大付・松本啓二朗(新日鐵住金かずさマジック) 【千葉高校野球ドキュメント100】(18)

 試合時間2時間45分。雨中の激戦は、今も多くのファンの脳裏に焼き付いているだろう。2004年夏、甲子園3回戦。春も含め初出場を果たした千葉経大付が、前年準優勝でダルビッシュ有(現大リーグ・カブス)擁す東北(宮城)を逆転勝ちで破った。歓喜の輪の中心にいた松本啓二朗は「経済の3年間がなかったら今の自分はない」。4強入りする甲子園で、自身の原動力は監督の父・吉啓への特別な思いだった。(敬称略)

 1998年の埼玉栄も見てたし、父親とだったら甲子園に行けるんじゃないかって思いがあった。小中で顔なじみだったメンバーを誘い、父親 ・・・

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