防災力強化へ「新国土軸」 全国知事会が中間報告 日本再生デザイン

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 全国知事会は19日、地方の立場から国の将来像を描く「日本再生デザイン」の中間報告をまとめた。東日本大震災を踏まえた防災力増強も念頭に、高速道路などの交通網を整備して日本海側や太平洋側に「新国土軸」をつくることを明記。首都機能のバックアップ強化や、地方自治体が自ら行政体制を選択・決定する仕組みの導入なども列挙した。今秋にも最終決定し、国に提出する。

 千葉県政策企画課によると、森田健作知事は席上、液状化による県内の農業被害について言及。「農業施設の位置変更や基盤機能強化を要望し、国の3次補正に盛り込まれたが復旧事業が遅れた。今後も液状化被害は懸念されるため、柔軟に対応してほしい」などと求めた。また、国が災害査定を行う際の手続き簡素化も要望した。