保有仕組み債の評価損32億円超 県の外郭4団体

 県の4外郭団体が2011年3月末時点で計85件の仕組み債を保有し、約32億5千万円の含み損を抱えていることが県の調査で分かった。県は「十分リスク管理できる体制が必要」としている。

 仕組み債は、デリバティブ(金融派生商品)を利用した債券。為替や株価と連動するため、高い運用益が期待できる一方、損失が膨らむ危険性がある。

 所有していた外郭団体は県私学教育振興財団(60件)、県漁業振興基金(19件)、かずさDNA研究所(5件)、ちば国際コンベンションビューロー(1件)で、02~11年に購入した。購入額計131億3千万円に対し、11年3月末の評価額は98億8千万円。含み損が最も多いのは県私学教育振興財団で16億7千万円。


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