ふるさと納税返礼品拡充 65品、下限引き下げも 千葉市

海を眺めながらの食事が楽しめるレストラン「ザ・サーフ オーシャンテラス」(市提供)
海を眺めながらの食事が楽しめるレストラン「ザ・サーフ オーシャンテラス」(市提供)
千葉市の食のブランド「千」に認定されている高糖度のトマト(同)
千葉市の食のブランド「千」に認定されている高糖度のトマト(同)

 千葉市は「ふるさと納税」の返礼品をリニューアルし、これまでの26品から65品に充実させた。寄付額に応じた幅広い返礼品を用意したほか、掲載するふるさと納税サイトも二つに増やした。流出額が寄付額を上回っている同市のふるさと納税を刷新し、財源を確保するとともに魅力ある返礼品で千葉市を知ってもらう考え。

 市資金課によると、昨年度、個人からのふるさと納税寄付額は約1億168万円だった。これまでは5万円以上の寄付が返礼品の対象で、返礼品は市施設の利用券など26品にとどまり、寄付額よりも流出額が大きかった。

 そこで市は、返礼品の対象となる寄付額の下限も引き下げ、額に応じた返礼品を用意。寄付の間口を広げるため、掲載するふるさと納税サイトも増やし、新たに「楽天ふるさと納税」でも寄付可能になった。来年4月には「ANAのふるさと納税」にも掲載を予定している。一連の刷新で今年度は約1億円前後の増収を見込んでいる。

 追加した返礼品は、千葉市の食のブランド「千」認定のトマトのほか、千葉ロッテマリーンズやジェフユナイテッド市原・千葉のグッズなど。千葉都市モノレールの車両基地見学や、海を眺めながら食事ができるレストラン「ザ・サーフ オーシャンテラス」(美浜区)での食事券といった市ならではの体験ができる返礼品もそろえた。今後も順次拡大する。

 同課の担当者は「実際に訪れて楽しめる返礼品もある。ふるさと納税をきっかけに一人でも多くの方に千葉市に関心を持ってもらえたら」と期待している。


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