銚子市20年度決算見込み 黒字維持も依然厳しく

銚子市役所
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 銚子市は21日、2020年度一般会計の決算見込みを発表した。黒字となったものの、公営企業会計間のやり取りで財源不足に対応するなどしており、厳しい財政状況が続く。

 歳入から歳出と翌年度繰り越し財源を差し引いた実質収支は、6億9828万円(前年度3億970万円)で黒字を維持。実質単年度収支は3億8859万円(同58万円)だった。黒字幅は増えたが、市は下水道事業会計への基準外の出資金2億6千万円を水道事業会計からの長期借り入れで対応したことを要因に挙げる。財政調整基金は取り崩さず年度末残高3億7937万円とした。

 本年度当初予算も歳出を抑え、水道事業会計からの長期借り入れや補正への先送りで収支不足に対応した。市企画財政課は「本年度も厳しい状況にあり、引き続き行財政改革に取り組む」としている。


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