五輪組織委新会長に橋本聖子氏 ゆかりの大網白里市民も期待 森田知事「大会成功導いて」

千葉県庁にお目見えした、東京五輪・パラリンピックの新デザインポスター=1月22日、県庁
千葉県庁にお目見えした、東京五輪・パラリンピックの新デザインポスター=1月22日、県庁

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、理事会などを開き、女性蔑視発言で会長を辞任した森喜朗氏(83)の後任に、橋本聖子五輪相(56)を選出した。森氏の発言に端を発した一連の問題から後任選びは混迷。新型コロナウイルス対策など難題が山積する中、夏季、冬季合わせて7度五輪に出場し、スポーツと政治の経験が豊富な女性リーダーに重責が託された。ゆかりの地・千葉県大網白里市の市民からは歓迎する声が聞かれた。

 橋本氏の会長就任を受け、森田健作知事は18日、「国際的な知名度も高く、勝負強さとチャレンジ精神をお持ちの方。感染症対策などさまざまな課題の調整に力を発揮され、大会を成功に導いてくれることを期待しています」との談話を発表した。

 橋本氏ゆかりの大網白里市の市民も期待を寄せた。参院議員に初当選したころはあいさつ回りをする姿などが見られ、現在も橋本氏の家族が住んでいるという。

 地元の60代男性はアスリート時代の実績を挙げ「選手の気持ちが分かるだろうし、女性でもある。混乱の中、適任ではないか」と歓迎。一方で「コロナが落ち着いていない状況で五輪をやるのはどうなのか」と開催そのものを不安視する声も。

 女性市民は「森氏の後任を引き受けるのは火中の栗を拾うようなものだが、頑張ってきた選手のためにも五輪を成功させてほしい」とエールを送った。


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