隣接地は除染の目安以下 柏・大堀川のセシウム問題

 柏市の大堀川の底質から高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、県は14日、同川に隣接する親水施設「高田緑地」周辺の空間放射線量を測定した結果、国の除染の目安である毎時1マイクロシーベルト以下だったと発表した。

 県内49地点の河川・湖沼などを対象に、環境省が昨年10~11月に実施した水質・底質のモニタリング検査で、手賀沼に流入する大堀川の北柏橋付近(柏市)で1キログラム当たり9700ベクレルの放射性セシウムが検出され、川や海の放射能汚染が懸念されている。

 2月県議会でも県に対応を求める要望が相次いだことから、県は13日に高田緑地に隣接する大堀川の親水護岸4カ所で調査を実施。その結果、地上1メートル、50センチの測定値は0・20~0・33マイクロシーベルトだった。放射性物質は側溝などから河川や海へ移動し、川底や海底に堆積する可能性が指摘されている。


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