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新型コロナウイルス情報

【新型コロナ】森田知事、病院への補助上乗せ表明 会食自粛要請も当面継続

新型コロナウイルス患者を受け入れる病院へ追加の支援を表明した森田知事=20日、県庁
新型コロナウイルス患者を受け入れる病院へ追加の支援を表明した森田知事=20日、県庁

 千葉県内で新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況を受け、森田健作知事は20日、患者を受け入れるために一部病床の稼働を止める県内病院への補助を上乗せする方針を表明した。院内感染を防ぐために4人部屋を1人で使うなどした場合、休止する1床で1日につき現行の補助単価を1万円増やす。国の制度に基づく現行の補助はICU(集中治療室)など特殊な病床に比較的手厚いが、県による上乗せは、これ以外の病床が対象。病院側の負担を広く軽減して患者受け入れ態勢を万全にする狙い。

 財源は国から県に入る交付金を活用してやりくりし、9月定例議会に提出する補正予算案に盛り込む方針。4月にさかのぼって上乗せ対象とし、20億円を超す規模の事業となる見込み。

 森田知事は20日の記者会見で、今月6日に県内で過去最多の76人の感染が判明した後も感染判明数は高止まりし、これまで少なかった市町での確認や、店舗などでのクラスター(感染者集団)も相次ぐ現状に「非常に危機感を持っている」との認識を改めて示した。感染者のうち、重症化しやすいとされる60代以上の比率が2割程度に上昇し、現状の重症者の総数も19日現在で10人に増えたことには「重症者用に既に63床を確保しているが、医療機関でしっかりと対応できるようにしていく」と説明した。

 救急搬送・重症者が連日発生している熱中症の予防対策も改めて呼び掛けた。

 5~6人以上での会食の自粛要請も当面継続するとし「報道などを見る限り、若い人がもう少し(自粛を)考えてほしいと思うことはある」。県は接待やカラオケを伴い感染対策が徹底できない店への休業要請も継続中。外部からの通報に基づき、2店に文書で対応の徹底を求めたという。

 森田知事は2日間の夏休み中、新型コロナが拡大していた中国からの帰国邦人を1月に受け入れた勝浦市内のホテルに出向き、過ごしたことも明らかにした。


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