2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

75回目の終戦の日 森田知事や遺族ら追悼式参列 球児らも大会試合中に黙祷

忠霊塔に拝礼する森田知事=15日正午過ぎ、千葉市中央区
忠霊塔に拝礼する森田知事=15日正午過ぎ、千葉市中央区
千葉学芸―市船橋 8回裏に正午を迎え、黙とうする千葉学芸の選手ら=15日、船橋市
千葉学芸―市船橋 8回裏に正午を迎え、黙とうする千葉学芸の選手ら=15日、船橋市

 75回目の終戦の日を迎えた15日、県忠霊塔(千葉市中央区)で県主催の追悼式が行われた。森田健作知事や遺族ら約15人が参列し、戦争犠牲者の冥福を祈るとともに平和を誓った。

 追悼式は忠霊塔が完成した1954年から毎年実施され、今年で67回目。塔には、日清戦争以降の本県出身の戦没者5万7248人の名簿が納められている。

 冒頭、森田知事が代表して拝礼。出席者は正午から1分間の黙とうで戦没者に思いをはせ、遺族や来賓らが献花台に花を手向けた。

 森田知事は式後、「みんな仲良く世界平和。恒久的な平和を思い、誓った」と話した。

 今年、県遺族会の会長に就任した椿唯司氏(83)=松戸市=は「父親が戦争で亡くなった。75年たっても遺族会の気持ちは同じ。絶対にわれわれと同じような犠牲者を出してはいけない」と力強く語った。

◆知事、今年も靖国参拝

 森田知事は追悼式後、報道陣に対し15日朝、靖国神社(東京都)を参拝したことを明らかにした。公務外として毎年終戦の日に行っており、今回で12回目。

 自身も叔父を戦争で亡しており、「命をかけて頑張ってくれたことは忘れない。こういう悲惨な戦争が二度と起きないことを願った」と説明した。

◆「男らしい人だった」 渡哲也さん惜しむ

 俳優の渡哲也さんが10日亡くなったことについて、森田知事は「直接演技で交わったことはないが、スクリーンで活躍を見ていた。男らしい人だった。素晴らしい個性的な俳優さんがなくなることは俳優の一人として非常に寂しい」と別れを惜しんだ。

◆球児らも黙とう

 船橋市の船橋市民球場では15日、高校野球の独自県大会の試合中に球児らも黙とうした。千葉学芸と市船橋が対戦した第1試合で、正午にプレーを一時中断。選手は全員整列し、電光掲示板上に掲げられた国旗に向け、約1分間行った。


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