県こども病院、出産から治療、一貫対応 周産期センターが完成 来月オープン

3月21日にオープンする「周産期センター」=千葉市緑区の県こども病院
3月21日にオープンする「周産期センター」=千葉市緑区の県こども病院

 県こども病院(千葉市緑区)で建設が進んでいた「周産期センター」が完成し、来月21日にオープンする。同病院ではこれまで、他病院からの救急搬送で異常分娩(ぶんべん)の妊婦や新生児に対応していたが、同センターで出産から治療までを一貫して行うことで、新生児への効率的な治療が期待される。

 県病院局によると、同病院は、重度の小児疾患に対する高度医療体制は備えているものの、これまで分娩機能がなく、現状では異常新生児は出生した病院から搬送して対応していた。同局は、搬送に伴うリスクや母子が離れ離れになるなどのデメリットを回避するため、2010年12月に周産期センターの建設工事に着手し、2月13日に工事が完了した。建設費は約9億5千万円。

 こども病院本病棟の南側に新設された同センターは、鉄筋コンクリート3階建てで延べ床面積約2200平方メートル。母体14床、新生児10床の24病床で、年間150~200件の分娩を扱う。


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