「レガシーとして残す」 一宮サーフィン会場視察 桜田五輪相

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サーフィン会場整備計画の説明を聞く桜田五輪相(中央)=21日午前、一宮町の釣ケ崎海岸
サーフィン会場整備計画の説明を聞く桜田五輪相(中央)=21日午前、一宮町の釣ケ崎海岸

 桜田義孝五輪相(衆院千葉8区)が21日、2020年東京五輪でサーフィン会場となる一宮町釣ケ崎海岸を視察した。森田健作知事、馬淵昌也一宮町長、太田洋いすみ市長らが同行。町役場で概要説明を受けた後、海岸へ移動し、準備の進捗(しんちょく)状況などを確認した。

 桜田五輪相は戦いの舞台になる海岸や、仮設施設を作るために伐採、整備している造成林などを視察。「ごみ一つないきれいな海岸で、絶好の場所」と感想を述べ、「観客の輸送など、交通問題があるが、本番までには解決できると思う」と自信を見せた。

 また、レガシー(遺産)として残せる大会を強調。「五輪後も毎年、全国大会を開くなど、一過性に終わらせないことが大切。地元の意見を聞きながら、国として援助したい」と話した。

 森田知事は「準備は順調。環境対策もしっかりしている。大事なのはみんなで力を合わせる気持ち。特に若い人の意識を高めたい」と手応え。馬淵町長は「残っている課題を共有する貴重な機会になった」と感謝した。

 釣ケ崎海岸は、国内では最高レベルの良質な波を誇り、年間約60~70万人のサーファーが訪れ、サーフィンの国内、国際大会が数多く開催されてきた。町では会場整備に加え、JR上総一ノ宮駅東口の整備や宿舎のバリアフリー化などが進んでいる。競技は2020年7月26日から29日まで予定され、同26日から8月2日までサーフィンフェスティバルを開催する計画。