来夏までに冷房完備 設置済み校も千葉県負担へ 県立高

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 県立高校の一部が普通教室にエアコンを設置していない問題で、千葉県は14日、今年夏の記録的な猛暑を受け、来年夏までに県費で未設置を解消する方針を発表した。来年度から13年間のリース契約で19校・計320教室に設置。この予算枠(13億8400万円分)をあらかじめ設定する債務負担行為を本年度の補正予算案に盛り込み、28日開会予定の定例県議会に提出する。

 保護者がリース・電気代を負担している設置済み校分(普通教室)も、来年度から県費負担に切り替える方向で調整を進めている。

 未設置解消は、県議会の各会派が要望してきた経緯がある。県・県教委によると、未設置20校のうち、統合で校舎を使わなくなる1校を除いた19校が対象で、遅くとも来年9月1日までに完了させる計画だ。今回設定する予算枠はリース代と設置工事費分だが、電気代も保護者からは徴収せず、県費負担とする考え。

 設置済みの103校のうち、航空機騒音対策で公費設置した5校以外の98校では、保護者がリース・電気代を負担して導入されている。この分も県費負担に切り替えるべきとの要望が県議会から相次いでいた。

 補正予算案は、10月の県人事委員会の勧告通りに県職員の月給とボーナスを引き上げるために一般会計を21億3300万円増額。定例県議会には同補正予算案や、官製談合事件を受けて再発防止を図る職員倫理条例案、県施設の指定管理者の変更・更新など計43議案を県が提出する予定。