鳥インフル拡大で対応 防疫作業職員1万人超 【県議会ちば】

鳥インフルエンザが発生した銚子市の養鶏場で防疫作業に当たる県職員=12日(県提供)
鳥インフルエンザが発生した銚子市の養鶏場で防疫作業に当たる県職員=12日(県提供)

 2月定例県議会は29日、代表質問が始まった。県内で猛威を振るう高病原性鳥インフルエンザについて、熊谷俊人知事は交代制で防疫作業に当たる県職員が延べ1万人を超えたと明らかにし「不足する防疫作業員の確保方策などを検討するよう、国に対して要望する」と表明した。また、県が昨年6月に導入した週休3日制も可能なフレックスタイム制で、535人(1月1日時点)の県職員が利用を申請したことも分かった。

 自民党の三沢智議員、立憲民主党の守屋貴子議員の質問に答えた。

 県畜産課によると、12日に銚子市で今季2例目の鳥インフルが確認されて以降、防疫作業に従事した県職員は1万人超。協定を結ぶ事業者や協会も消毒などの対応を担っている。熊谷知事は「複数の農場で同時並 ・・・

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