千葉県児相、一部業務を民間委託 多忙化対応 低リスク通報、安全確認 AI導入し負担軽減も

児童相談所の安全確認業務を民間事業者に委託するイメージ(千葉県提供)
児童相談所の安全確認業務を民間事業者に委託するイメージ(千葉県提供)

 児童相談所職員の人手不足や虐待通報件数の増加に伴う多忙化に対応するため、千葉県は、子どもに身の危険が及ぶリスクが低いと判断した事案について、安全確認業務を民間事業者に委託する事業を始める。民間委託導入により、限られた人材をより深刻な事案に充て、迅速に子どもの安全確保を図るとしている。

 県によると、児相関連4職種の人材確保は難航。2024年度は今月1日時点で、児童福祉司は採用予定者21人に対し、28人を確保したが、心理職は採用予定40人に対して採用できたのは23人、児童指導員は57人に対し13人にとどまる。保育士は33人に対して15人だった。

 一方で、児相が虐待通報を受け対応した件数は、社会的な関心の高まりなどを受け増加傾向が続く。野田市で小学4年の女児が虐待死した18年度の9060件から22年度は1万1219件で約1・23倍となった。

 県は人手不足と多忙化解消のため、2 ・・・

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