落下傘が誤着陸 グラウンドに陸自隊員 習志野高

 29日午前11時15分ごろ、落下傘の降下訓練中だった陸上自衛隊第1空挺(くうてい)団(船橋市薬円台、習志野駐屯地)の男性隊員が、目的地の習志野演習場(船橋市、八千代市)から南側に約10メートル離れた、習志野市東習志野7の市立習志野高校グラウンドに誤って着陸した。

 同団によると、上空約330メートルのヘリコプターから、5人が連続して降下する訓練を実施したところ、1人が場外に着陸。当時グラウンドは無人だったという。上空は風速7メートルの風で問題はなかったという。

 山之上哲郎団長は「近隣住民にご心配をおかけした。このような事案が発生しないように万全を期したい」とコメント。同団で原因を調査している。


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