教え子の女子中学生にわいせつ「話す中で好意」 上司の教頭蹴ってけが負わす 教職員5人を処分 千葉県教委

職員の懲戒処分を受け、記者会見で謝罪する山口新二教育次長(左から2人目)ら=22日午後、県庁
職員の懲戒処分を受け、記者会見で謝罪する山口新二教育次長(左から2人目)ら=22日午後、県庁

 千葉県教委は22日、教え子の女子中学生にわいせつな行為をしたり、上司の教頭を蹴ってけがを負わせたりしたとして、教職員5人を免職などの懲戒処分にしたと発表した。県庁で記者会見した山口新二教育次長は「5人もの懲戒処分は遺憾。県民の信頼を裏切り申し訳ない」と謝罪した。わいせつ行為での懲戒処分は本年度4人目。

 県教委によると、免職となったのは県北東部にある公立中学校の男性講師(25)。授業を受け持つ女子生徒1人と10月4日から、管理職の許可なく無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやり取り。11月5日と8日に、女子生徒宅付近の駐車場に止めた車内に生徒を呼び出し、体を触るなどのわいせつな行為をした。

 他の生徒から「SNSでやり取りをしているようだ」と別の教員に相談があった。県教委の聴き取りに対し男性講師は「話している中で好意を持った」などと説明。前任の中学校でも今年2月と3月、顧問をしていた部活動の女子生徒1人に対し、同様のわいせつ行為をしていたことが聴き取りで判明した。

 わいせつ行為を防ぐことができなかったとして、男性講師が勤務する学校の男性校長(56)と前任校の男性校長(60)をそれぞれ減給1カ月(10分の1)とした。

 県立印旛特別支援学校で高等部3年の担任をしていた男性教諭(40)は、5月に佐倉市内の銀行ATMコーナーに置いてあった財布を持ち去ったとして、停職3カ月処分。男性教諭は12月22日付で退職した。

 この他、6月に教頭の腰を2回蹴り全治2週間のけがを負わせたとして、県立松戸国際高校の男性教諭(30)が停職1カ月となった。研修会の準備を巡り意見の相違があったという。


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