マツモトキヨシの偽マスク販売 商標法違反容疑で男2人逮捕 組織的犯行か 千葉県警

摘発された非正規品の偽造マスク=16日、松戸署
摘発された非正規品の偽造マスク=16日、松戸署

 ドラッグストア大手「マツモトキヨシ」の商品を装ったマスクをインターネット上で販売したとして、千葉県警は16日、商標法違反(侵害とみなす行為)の疑いで中国籍の男で名古屋市中区千代田1、自称アルバイト、馬亮容疑者(38)と東京都豊島区池袋本町1、会社役員、松山竜太容疑者(35)を逮捕した。

 県警生活経済課によると、2人はマツモトキヨシが販売していた商品と酷似した箱に入ったマスクを通販サイトに出品。昨年3~7月、マツモトキヨシの偽造品を含むマスク計約5万3千箱販売し、約9千万円の売り上げがあったとみている。2人は中国にいる人物とSNSでやり取りしており、同課は組織的犯行とみて、マスクの入手元や共犯について調べる。

 2人の逮捕容疑は仲間と共謀の上、昨年5月15~20日ごろ、4回にわたり、ネットで県内などに住む40~60代の男女4人に対し、マツモトキヨシの偽マスク計8箱を約1万2千円で販売し、同社の商標権を侵害した疑い。1箱の価格は1130~1980円(税込)だった。県警は認否を明らかにしていない。

 マツモトキヨシは昨年5月、ホームページで偽マスクへの注意を呼び掛けていた。1箱40枚入りの正規品に対して、偽造品は50枚入りだった。同社が同月、松戸署に「偽物のマスクが販売されている」と相談し、県警が捜査を進めていた。


  • LINEで送る