2021年4月12日 15:54 | 有料記事
ワクチンを接種する、千葉ろうさい病院の理学療法士(左)=同病院提供
新型コロナウイルスワクチンの高齢者への接種が千葉県内でも始まった。副反応に備え十分な情報提供と解熱剤が必要と指摘するのは千葉ろうさい病院(市原市)の岡本美孝院長。1年以上にわたりコロナと闘い続ける同病院では、クルーズ船の乗客に始まり今年3月末までに受け入れた入院患者は約160人。2月からは医師らへのワクチン接種が始まったが発熱を訴える人が相次ぎ、医療体制を維持するために解熱剤は手放せない。
(市原支局 坂巻洋一)
同病院がコロナ患者を最初に受け入れたのは昨年2月16日。横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客女性だった。軽症では ・・・
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