【新型コロナ】千葉県内で集計に誤り、79人増 感染拡大で確認不十分に 昨年12月~3月

千葉県庁
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 千葉県は9日、県内の新型コロナウイルス感染者の集計に誤りがあり、累計感染者数を79人増やす修正を行ったと発表した。昨年12月~3月に感染者の重複公表が14人、未公表が93人あった。感染者の急増で保健所と県の確認が不十分だったことが原因といい、県疾病対策課は「おわび申し上げる」と謝罪した。

 同課によると、市川、印旛、習志野の3保健所分で重複と公表漏れがあった。修正した結果、一日の感染発表数の最多は1月16日の506人になった。これまでは同15日の504人だった。一日当たりの修正幅は最大8人増だった。

 保健所が県への報告用電子フォルダを二重に作成したり、保健所から県への報告がなかったりしたことが原因。3月下旬に印旛保健所から公表漏れがあると県に連絡があり、県管轄の保健所で調査していた。

 同課は、国の感染者情報管理システムで個別番号の付与を徹底し、県への報告有無を確認するチェックリストを作成して再発防止に努めるとした。出浦和彦課長は「情報確認を徹底し、精査した上で公表する」と説明した。

 集計ミスがあったのは2度目の緊急事態宣言が発令された時期と重なるが、同課は、各種政策の判断に大きな影響はなかったとしている。


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