2021年1月27日 21:00 | 有料記事
恩師を目の前に千丸被告がうつむく場面も(画像はイメージ)
2019年4月に八街市内の住宅に強盗目的で押し入り夫婦にけがを負わせたとして、強盗致傷などの罪に問われた20代の男4人の裁判員裁判が27日、千葉地裁(坂田威一郎裁判長)で開かれた。4人のうち17年に夏の甲子園で優勝した埼玉・花咲徳栄高の元主将、千丸剛被告(21)=東京都町田市=の被告人質問が始まり、千丸被告は「野球を辞めた自分には価値がないと絶望し、自暴自棄になっていた」と犯行当時の心境を語った。
証言台の前に座った千丸被告は、大学入学後に野球を辞め、犯行に至るまでの経緯を詳述した。
高3の2月から練習に参加していた大学野球部で待っていたのは、上級生による暴力的なしごきの日々。長時間にわた ・・・
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