2021年1月14日 05:00 | 無料公開
千葉日報社
日本自動車連盟(JAF)千葉支部は、県内での年末年始(昨年12月29日~1月3日)のロードサービス実施件数をまとめた。前年同期比151件(8・3%)減の1665件で、一般道路、高速道路ともに減少しており、特に高速道で大幅に減った。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛で、交通量自体が少なくなったことも影響したとみられる。
同支部によると、一般道は前年同期比114件(6・5%)減の1644件。高速道は37件(63・8%)減り21件だった。日別の出動件数をみると、前年同期間中は1月1、2日以外は300件を超えていたが、今冬に300件を上回ったのは12月29日だけだった。
県内には昨春に続き2度目の緊急事態宣言が出され、引き続き外出自粛の動きが広がるとみられる。鉄道などの公共交通機関は使わず、自家用車で移動する機会が増えることも予想されることから、同支部の担当者は「冬季はバッテリー上がりのトラブルが急増するので、出かける前には十分な点検をしてほしい」と呼び掛けている。