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拳銃製造の男に懲役3年 譲渡意図なく執行猶予付 千葉地裁

千葉地裁
千葉地裁

 モデルガンを改造し拳銃を製造したとして、武器製造法違反などの罪に問われた成田市の男性(52)の判決公判が14日、千葉地裁で開かれた。趣味が高じて所持してしまったと主張した男性に対し、前田巌裁判長は懲役3年、執行猶予4年、拳銃1丁没収(求刑懲役3年、拳銃1丁没収)の判決を言い渡した。

 判決によると、男性は2017年9月~18年5月ごろ、成田市の自宅で回転式弾倉を装着させたモデルガンの銃身を貫通させ、銃口内に金属管を挿入するなどして拳銃1丁を製造し、所持した。

 初公判の被告人質問で、男性は改造の理由を「YouTubeやドラマで見たリアルな火花を出してみたいと思った」と説明。電動ドリルなど一般的な工具でアルミ製の管や鉛を加工したとも明かした。完成後は、当時働いていた整骨院の棚に置いていた。

 判決は、拳銃から発射される弾丸の威力が人命に危険を及ぼす値の6倍を超えると認定。他人に持ち出される危険性があったと指摘したが、男性に譲渡する意図がなかったことなどから執行猶予付きが妥当とした。

 前田裁判長は「悪気がなくても世の中に危険なものを作り出した。謹んで二度と誤りのないように過ごして」と説諭した。


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