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接触確認アプリCOCOA 利用・外出半分でコロナ拡大5割減 日大生産工学部が効果検証

「COCOA」の感染拡大抑制効果について説明する大前助教=習志野市の日大生産工学部
「COCOA」の感染拡大抑制効果について説明する大前助教=習志野市の日大生産工学部

 日本大学生産工学部(習志野市)の大前佑斗助教を中心とする研究グループは、新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性がある場合に通知を受けられる国の接触確認アプリ「COCOA」の感染拡大抑制効果を検証した。大前氏は、同アプリを半数の人が利用し、通知を受けた人が外出頻度を半分程度に抑えれば、全く使用しなかった場合と比べ、感染の拡大が半減すると試算。「アプリを入れることは自分の周囲や社会全体への感染拡大を抑える効果が大きい」とより多くの利用を訴えた。

 「COCOA」はスマートフォンの近接通信機能「ブルートゥース」を利用して感染者と接触した可能性を通知するアプリで、8月7日現在のダウンロード数は ・・・

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