2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

市役所で無許可撮影禁止 船橋、動画投稿男性に 千葉地裁

 船橋市役所で職員の動画を無断で撮影し、インターネットへの投稿を繰り返した市内の男性に対し、千葉地裁が6月、市の訴えを認め無許可撮影を禁止する判決を言い渡していたことが4日、分かった。

 判決などによると、男性は2016年4月~18年12月、庁舎内で職員らを無断で撮影し、動画投稿サイト「ユーチューブ」に「船橋市および千葉県警の実態」などのタイトルで動画65本を投稿。動画内では「おまえらみたいなばかを写す義務がある」などと職員を侮辱する発言を繰り返した。

 市は無許可撮影を禁止する市庁舎管理規則に基づき男性に撮影しないよう求め続けたが、従わないため19年1月に提訴していた。

 判決で高瀬順久裁判長は、男性の1回の訪問につき、市が平均2時間半の対応を余儀なくされ、男性と来庁者とのトラブルもあったと指摘。男性は「憲法に保障された知る権利の行使だ」と主張したが、「権利行使として認められる限度を超え、業務に及ぼす支障の程度が著しい」として、市の訴えを認めた。

 男性は控訴せず判決は確定した。市の代理人を務めた横山雅文弁護士は、市民による不当な要求に苦慮する自治体は多いとして「今回の判決で自治体側も毅然(きぜん)とした対応ができるようになるのではないか」としている。


  • LINEで送る